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株式会社ハーティホームズは、平成30年4月1日「ミタスカンパニー株式会社」に社名変更しました。

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゠建物本体価格と付帯工事、さらにオプション工事!゠

注文住宅の値段について、とても笑えない話をご本人からお聞きしたことがあります。残念ながら、これが多くのハウスメーカー営業の実態なのです。

モデルハウスへ出かけて商談する。

ご家族でのお買い物帰りに、ほんの冷やかし半分で、坪単価30万円ほどの、ある地域工務店のモデルハウスを見に行った時のことだそうです。
月末に近いその日は多数のお客さんがいて、様々な打ち合わせをしていました。さすが名の通った工務店だと、そのにぎわいに感心して見ていました。

応対した営業の方が、とても気さくに相談を受けてくれ、望み通りのプランの本体価格見積もりとローン返済の金額を、その場でパソコンを使って算出してくれました。
それを見ると、注文住宅の値段は思っていたほどでなく、一気に夢が膨らんできました。

営業マンはご家族に言います。「月末までのキャンペーン内であれば、外壁の一部をタイル張り仕上げにして、さらに100万円相当のオプションをサービスします」。その日は当月最後の日曜日です。
営業マンはさらにたたみかけます。「来週になると、キャンペーンは終わってしまいます。一応、今日本体工事の契約だけしてもらって、付帯工事は後日のご契約にしていただけば、キャンペーンに間に合いますが」。

買い物帰りなので、もちろん契約金の持ち合わせなどありません。少し困っていると、いつの間にか営業マンの上司も加わり、「本日の契約金はお持ち合わせで結構です。残りは今月中にお振り込みいただければ、キャンペーンの対象にできます」といって、机の上にはすでに契約書が……(紙1枚だけです)。

すてきなモデルハウスの中で、奥様もお子様もすっかり乗り気です。

具体的でなくても家の建て替えは考えていましたから、これもチャンスかとその日は手持ちの数万円を支払いました。2日後に契約金50万円の残金を振り込み、無事キャンペーンの権利を獲得しました。

標準プランで契約、敷地も見ずに間取り図ができた?

数日が過ぎ、営業マン氏が用意してくれた間取り図をご夫婦で眺めていると、奥様が突然「ひょっとして、これってウチの敷地に入らないんじゃない?」と言い出しました。「まさかプロが作ったのにそんなはずは」とは言ったものの、素朴な疑問が頭をよぎります。(土地の形状も見ずに作った平面図で、見積もり価格を算出したのですから……)

結局、2週間以内ぐらいに敷地調査を実施しますと営業担当が言っていたのを思い出し、調査結果を待とうということに落ち着きました。

実際に調査結果が出たのは、それから1ヶ月以上経ってからのことです。
連絡を受けて、例のモデルハウスに赴くと、担当営業はおらず、上司氏が応対しました。
その驚きの話というのは……

想像していた通り、当初予定していた間取りでは、敷地に収まらないこと。
地形からいって、変形敷地なので標準プランでは対応できず、フリープランの坪単価になること。
さらに、都市計画法上の用途地域からすると容積率が厳しい地域で、望んでいる建物より大幅に縮小しなければならないこと。

それだけでは済みません。

今の住まいの解体工事から始まり、高低差のある敷地のため、古い土留めブロックを撤去し、新しい擁壁を作らなければならない。浄化槽も高価な合併浄化槽にしなければならない等々。
結局、付帯工事の額も本体価格とほぼ同額になっていました。

上司氏は、最初の見積もりより30%程高くなった(面積は狭くなっているのに)本体価格+それとほぼ同額の付帯工事+さらに数百万円のオプション工事の見積書を示しました。
当然のような顔で「追加工事のサインと押印を」と迫る上司氏に促されて、思わすボールペンを取った奥様が我に返りました。

総額は最初の見積もりの2倍以上になっています。

いったん契約してから、後でどんどん金額が上がっていく、こんな契約があっていいものでしょうか。
途中で設計や仕様を変更したのならともかく、このケースでは建て主の意向に関係ないところで、価格が積み増されています。

規格住宅は決して自由設計ではないということ、敷地条件を考慮していない標準プランをそのまま当てはめるのは無理なこと。これらは建築会社なら、最初からすべて分かっていることなのです。

それでも、本体価格のみでとにかく契約させる。後は付帯工事・オプション工事ということで加算していく。法規や土地調査の結果を持ち出せば、ほとんどのお客様は納得されるそうです。

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